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【仮想通貨】ビットコインの仕組みについて分かりやすく解説!

piko
こんにちは!pikoです!

ボブ
・ビットコインの仕組みを知りたい!
・ビットコインで何ができるの?
・どうやったら稼げるの?
・日本円との違いは?
・デメリットも知りたい!
今回は上記のような悩みを解決できる内容になっています。
2018年のビットコインバブルが弾けて以降すっかり関心がなくなってしまいましたよね。

piko
何を隠そう私も私もその内の1人です(笑)
すっかり影に追いやられてしまったビットコインですが、2020年になってから再び陽の光を見ることになりました!
あなたも「ビットコインが最高値を更新!」といったニュースを見たりして再びビットコインに興味を持っているのではないでしょうか?
興味を持ったもののビットコインについてよく分からない人もたくさんいると思います。
そこでこの記事ではビットコインの特徴から稼ぎ方 まで分かりやすく解説していきます!
この記事を読めばなぜビットコイン最高値を更新したのかも分かるのでビットコインへの投資判断にもなるので是非最後まで読んでみてくださいね。

目次

ビットコイン(BTC)の特徴

ビットコインとは簡単に言ってしまえば『仮想 』の『お金 』です。
ビットコインの事をよく『仮想通貨』と呼ばれるのはこのことからきています。
ビットコインはインターネットでのみやり取りができるお金なので法定通貨(円)のように実体がありません。
実体が無いことから多くの人が困惑していると思います。
実際に私の知り合いもビットコインについては「物がないから理解できない・・・」と困惑していました。
困惑している多くの人達がいる中で、日本の法律では『資金決済に関する法律』が改正、施行されたことでビットコインは法定通貨以外の決済手段とされました。
この改正によりビットコインは商品やサービスの支払いや個人、企業間での送金もできるようになりました。

ボブ
ビットコインが決済できると言われても、仕組みや特徴が分からないから怖いんだよね。
そこでまずはビットコインの特徴について解説していきますね!

管理者がいない

ビットコイン最大の特徴に『管理者がいない』といったことが挙げられます。
法定通貨は中央銀行という管理者 がいますよね?
日本の中央銀行が法定通貨を管理しているので通貨を新規に発行することができますし、日本円で決済している人達は中央銀行を信頼しています。
信頼している日本の中央銀行が発行している通貨なので価値が担保 されています。
ちなみに、日本の中央銀行が世界から信頼されなくなると日本円の価値は一気に下がります。
このように日本の法定通貨は日本の中央銀行を信頼しているから成り立っています。
ではビットコインはどうでしょう?
ビットコインは管理者がいないので信頼できないと思いますよね?
ですがビットコインの価値は徐々に上昇していて記事執筆時点では1BTC300万円もの価値になっています。
なぜ多くの人がビットコインを信頼しているかと言えばブロックチェーンを使って管理 しているからです。
どのように管理されているかと言えば、ブロックチェーン上に書き込まれているビットコインの取引の情報を全てのユーザーが監視 できているからです。
具体的に説明すると、ビットコインを相手に送ったりしたデータを1つのブロックチェーンネットワークに届きます。
ですが直ぐにはデータがブロックの中に記録されません。
ブロックの中には1つ前のブロックの中の取引データが入っています。
ビットコインを相手に送ったデータがブロックに書き込まれるには特殊な計算 がされて過去のブロックの中の取引データと不一致していなか確認されます。
計算によって正しい取引が確認されて始めてブロックが形成されます。
つまりもしも取引データを改ざんすると前の取引データと不一致になり改ざんがバレてしまいます。
さらにブロックのデータはユーザー全てにコピーされます。
つまりユーザー全員が同じデータを持っているのでデータが無くなることもありません。
ちなみに、特殊な計算の事を『マイニング 』と呼びます。
一番最初にマイニングができた人には報酬としてビットコインが手に入ります。
マイニングをする人達の事をマイナー と呼びます。
このようにビットコインはブロックチェーン技術によって管理者がいなくても信頼できる仕組みになっています。

全世界で直ぐに使える

ビットコインが誕生するまでは法定通貨を送金するには銀行を介する 必要がありました。
銀行を介して送金するので銀行が処理する時間がかかるうえに銀行によっては休日には送金できない事も当たり前でした。
しかも手数料もかかってしまうというデメリットもあります。
国際送金となるとさらに時間と高い手数料がかかってしまいます。
ですがビットコインは管理者不在なので仲介業者は存在しません。
なので個人間での直接取引が直ぐにできます。
それこそ日本からアメリカへの送金も数分もあれば完了できます。
つまりビットコインは全世界共通の通貨 なのです。

発行上限が決まっている

法定通貨は中央銀行が新規発行 することができますがビットコインは発行上限が決まっています。
中央銀行が法定通貨を新規発行していることで有名なのは、国債を買っていることですね。
では中央銀行が国債をどのように購入するかと言えば法定通貨を新規発行 して買っているんです。
この中央銀行が国債をかっていることは投資家の間で懸念されていて日本国債の内40%を中央銀行が買っている ことから海外の機関投資家から日本の法定通貨にたいして信頼を失いつつあります。
法定通貨の信頼が無くなれば価値が無くなりハイパーインフレが起こります。
実際にギリシャやボリビア 等は法定通貨の信頼がなくなりハイパーインフレが起こりました。
一方でビットコインは発行上限が決まっています。
発行量も4年毎に半減するようプログラムによって決まられています。
発行上限が決まっているということは枚数に限りがるので発行される枚数が限られてくるほど価格が上がる傾向にあります。
投資の世界ではビットコインは埋蔵量に限りがあるゴールドと同じようなコモディティ扱い になっております。
将来的にはゴールドのように価格が安定するので安全資産とされる見方が多いです。

ビットコインと日本円の違い

ビットコインと日本円の違いは以下の通りです。
ビットコイン 日本円
単位 BTC
発行上限 2100万 自由
管理元 ブロックチェーン 中央銀行
手数料 安い 高い
送金時間 速い 遅い
価格 乱高下 安定

ビットコインでできること

ボブ
ビットコインの特徴は分かったけど具体的に何ができるの?

piko
ビットコインは通貨だから基本的には日本円と同じ使い方ができるよ。
ビットコインでできること
・決済
・投資
・送金
これらを具体的に解説しておきますね。

決済

ビットコインは通貨なので決済もできます。
ビットコインの決済で有名なのが2010年5月22日にアメリカのプログラマーが1万ビットコインでピザ代の決済をした話がありますね。

piko
ちなみに、5月22日はビットコイン・ピザ・デーと呼ばれているみたいです。
当時のレートでは1ビットコイン0.3ドル です。
記事執筆時点の現在1ビットコインは32613ドルなので当時のピザの価格を現在のビットコインに換算 すると326130000ドル(33,669,661,200円)になります。

ボブ
336憶円のピザってスッゲー大暴騰だな!
最近では世界最大の決済企業『ペイパル 』がビットコインでの決済サービスを開始しましたね。
日本でもビックカメラやDMM.comのような大手企業から全国の色んな企業で採用されています。
決済サービスの利用で疑問になるのが電子マネーやポイント決済ですね。
ビットコインと電子マネーやポイントの違い は『企業が管理しているのか』になります。
電子マネーは『Suica』や『WAON』
ポイント決済は『Tポイント』や『ANAマイレージ』
有名ですね。
電子マネーやポイント決済は企業が管理しているので企業の管轄しているとこでしか使えません。
例えば電子マネーだと前もってチャージする必要があるので日本では『前払式支払い手段』という位置づけです。
さらに対応店舗しか使えず払い戻し以外に現金化できませんね。
ポイント決済は企業が自由に発行できますが現金化できませんね。
一方ビットコインは電子的な通貨なので色んな法定通貨に現金化できますし、個人や企業間での決済ができます。

投資

ビットコインを購入する人達のほとんどが投資目的というのが現状ですね。
特に2020年10月の11000ドルから一気に大暴騰して2021年4月には57000ドルになっています。

piko
たったの5ヵ月で5倍の値上がりは凄まじいですよね!
ビットコインは2018年のバブルが終わって以降ほとんどの投資家は興味を持っていませんでした。
投資をしても遊び半分の人が多かったですね。
ですが、コロナによって世界各国の中央銀行が金融緩和政策を行ったことで法定通貨の価格が下がるとの懸念 が広がりました。
特に新興国の法定通貨の価格が下がったことで、いくら法定通貨を貯めても資産が減るとの懸念を持った人がいました。
そのような人達は自国通貨をドルに変えたいと思ってもアルゼンチンがドルに対して規制したことで新たな避難先として ビットコインに注目が集まりました。
実際、ハイパーインフレが起こったジンバブエでは多くの人がビットコインを購入しました。
その他にもペイパルが決済サービスにビットコインを対応したことでビットコイン利用幅が一気に広がり 多くの人達が価値があると思い多くの人達が買いましたね。
特にペイパルは世界中で決済サービスを展開しているのでビットコインにはとても良いニュースになりました。
その他にも米国の大企業も企業の現金資産をビットコインに変えたりしたことで一気に価格爆上がりしました。
このように、もはやビットコインはりっぱな投資先として認知 されています。
中には将来的にビットコインの価格が4000万くらいになると予想している人もいるので、もしも将来1BTCの価値が4000万円になれば今1BTCを持っていたらもう老後資産形成は完了ですね!(笑)

送金

ビットコインは法定通貨と同じように送金が可能です。
しかも送金先との間に仲介業者がいないので個人間や企業間でも直接送金することができます。
特にビットコインは法定通貨に比べて圧倒的に送金スピードが速く手数料も安い です。
なので仮想通貨取引所から別の取引所に簡単に送金することができます。
例えば、従来通りの投資だと証券口座から別の証券口座に資金を移動させるには一度銀行に振り込む作業が発生するので時間とお金がかかってしまいます。
ビットコインだとそのようなこともなく世界のどこにでも直接送金が可能です。

ビットコインのデメリット

投資家の資金がビットコインに流れ大暴騰しているビットコインにもデメリットがあります。
私は2020年の8月ころからビットコインへの投資を始めたのですが、それまでビットコインは投資対象として避けていました。
他にもビットコインに対してネガティブな人達は以下のようなデメリットがビットコインにあるからだと思っています。

価格が安定しない

ビットコインは投資対象の中でも最も値動きが激しいことで有名です。
一日で10%上昇する時もあれば一気に20%も下落することもよくあります。
短期取引だと値動きが激しいと利益を上げることができるのですが、決済等の利用には正直向いていません。
決済している瞬間に暴落していると大損 してしまいます。
決済以外にもビットコインから他の仮想通貨に交換する時にもビットコインの価格が下がっていると想定よりも少ない量しか交換できないこともあります。
実際に私はBTCからADXに交換する時に値動きがありました。
私はバイナンスのステーキングに投資をするために100ADXが必要でした。
当時は100ADXを手に入れるのにどのくらいのBTCが必要かあまり把握していませんでした。
最初に1万円分のBTCとADXを交換したのですが100ADXを手に入れるには残り1万円分のBTCが必要だったのでさらに1万円分のBTCをADXに交換したのですが交換した時にBTCの価格が下落していました。
BTCの価格が下落したことでさらに1万円分のBTCが必要になってしまったことがありました。
このように価格が変動するのでビットコインは決済や交換には向いていないというのが私の考えです。
この経験から仮想通貨での短期取引では価格変動が少ないUSDT等のステーブルコイン で交換できるコインしか取引はしていません。

決済に時間がかかる

ビットコインは決済時に価格が変動するうえに即時決済には向いていないです。
一般的なクレジットカード決済だと数秒で決済ができますがビットコインで決済すると数分は時間がかかってしまいます。
なぜ決済に時間がかかってしまうかといえばブロックチェーン技術を使っている からです。
ビットコインで決済をすると決済をしたデータがブロックに仮に書き込まれます。
この仮のデータが正しいデータなのかを計算して確認する作業が始まります。
確認作業が確認されて始めてブロックにデータが書き込まれます。
つまりビットコインで決済が完了するにはデータが書き込まれるのを待つ必要がある ので時間がかかってしまいます。
ただし、ハイパーインフレによって自国通貨の価値が大暴落しているような国 では時間がかかってもビットコインで決済するメリットがあります。
その他にも外国で決済する時も、その国の自国通貨に換金する必要が無いので海外での決済にも向いていますね。

税金がデカい

ビットコインは雑所得に分類されるので取引で20万円以上の利益がでれば確定申告書をする必要 があります。
しかも株式投資等だと利益と損失を相殺することができます。
例えば年間で1月~6月までに100万円の利益が出ても6月~12月までの間で100万円の損失がでると年間で利益が0円とみなされるので税金を払う必要はありません。
ですがビットコイン等の仮想通貨は1月~6月までに100万円の利益がでて6月~12月までに100万円の損失が出ても相殺することができず100万円分の税金を支払う必要があります。
しかも所得額に対して税金が高くなるので最大で45% もの税金を支払う必要になります。
所得額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円以上330万円以下 10% 9万7500円
330万円以上695万円以下 20% 42万7500円
695万円以上900万円以下 23% 63万6000えん
900万円以上1800万円以下 33% 153万6000円
1800万円以上4000万円以下 40% 279万6000円
4000万円以上 45% 479万6000円

ビットコインの稼ぎ方

ビットコインで稼ぐにはいくつか方法があります。
今回は大まかにキャピタルゲインとインカムゲインの運用 方法を解説していきますね。
一般的にビットコインで稼ぐには値段が上がった時に売却するキャピタルゲインと言われる稼ぎ方が主流でしたが最近ではインカムゲイン運用ができるサービスが出てきていて稼ぎ方の幅 が広がっています。

キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは値段が上がった時に売却することで利益を得る運用方法です。
キャピタルゲインにも長期的な投資と短期取引 があります。
長期投資は主にファンダメンタルズ分析 と言ってビットコイン関連のニュース等の情報をもとに購入したり売却したりします。
短期取引ではテクニカル分析 と言って主にチャートを見て過去のデータから取引をします。
ここで気を付けたいのがビットコインを保有している間は税金がかからない のですが、売却して得た利益が20万円を超えた場合、税金がかかってしまうので、自分の所得などを考えてから売却するのかそのまま保有するのを検討したほうが賢明です。

インカムゲイン

インカムゲイン運用はビットコインの売買はせずに保有するだけで資産を増やしていく 運用方法です。
インカムゲイン運用にはいくつか方法があり、主に『レンディング 』と『ステーキング 』の2種類があります。
どちらも基本的には長期投資に向いている稼ぎ方なので短期取引には向いていませんね。

マイニング

ほとんどの人がやったことのない稼ぎ方がマイニングです。
マイニングとはブロックに仮に書き込まれているデータが正しいのか計算してブロックを形成する事です。
マイニングをする人達をマイナーと呼びます。
一番最初に暗号を解いたマイナーには報酬としてビットコイン が貰えます。
マイニングはこのようにしてビットコインで稼ぐ方法になります。
ブロックの中には取引データが入っているのですが、取引データが多いほど計算が大変になるので一番最初に暗号を解くには超高性能のパソコンと莫大な電力 が必要になります。
なので一般人がマイニングをするのはほぼ無理だと思います。

ビットコインの購入場所

ビットコインの購入場所は仮想通貨取引で購入することができます。
国内取引所 だと
コインチェック
ビットフライヤー
GMOコイン
が有名ですね。
海外 だと
バイナンス
クラーケン
コインベースプロ
が有名ですね
どこの取引時で購入するかは自分の投資戦略によって違ってくると思います。
長期投資だと国内取引所で十分だと思います。
ちなみに、取引所での購入の際の注意点ですが、ビットコインは『取引所』と『販売所』で購入することができます。
できるだけ手数料を抑えたい場合は、『取引所』がオススメ です。
なぜなら取引所は個人間での取引なので手数料が安く済みます。
一方販売所は一度販売所がビットコインを仕入れてから販売するので販売所が価格を上乗せして販売します。
なので購入額よりも少ない量のビットコインになります。
ただし、取引所はレート等を自分で打ち込む必要があるので慣れていない人は販売所で購入した方が直ぐに始めることができます。
海外の取引所はビットコインでインカムゲイン運用もできるので効率よく稼ぐ ことができます。
色んな投資サービスも充実しているので仮想通貨投資の幅を広げたい人は海外の取引所が良いかなと思います。

まとめ

2020年からビットコインに対して価値を見出している人達がたくさんいるのでこれからも価格は上昇すると思います。
さらに全世界共通の通貨と言った特徴から自国通貨の暴落を危惧している人達にとっても資産の避難先にもなっていますね。
あなたの資産にビットコインがまだ組み込まれていない場合は、投資の多様化のために ビットコインを組み込んでも良いかと思います。
ただし、投資は自己責任なのでよく考えて自分の戦略と照らし合わせてから投資するのをオススメします。
投資だけでなくても今後決済サービスも拡充されてい来ると思うので新しいテクノロジーに触れる といった意味でも小額から保有してみるのも良いですね!
ちなみに、ビットコインは1BTCからしか購入できないと思いがちですが0.00001BTCのように数百円からでも購入は可能 ですよ!
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