取引所
NFTの出品方法を画像を使って丁寧に解説!

 

piko
こんにちは、pikoです。

ボブ
・NFTって何?
・どこに出品すればいいの?
・どうやって出品するの?
今回は上記のような悩みを解決できるような内容になっています。
NFT、盛り上がってきていますね!
海外だとBeepleと言うアーティストのの作品が75億で落札されたり、Twitter創業者のジャック・ドーシー氏の最初のツイートが3億円で落札されたといった事が話題になりましたね。
日本でもキングコングの西野さんの作品が約400万円で落札されたり、VRアーティストの、せきぐちあいみさんの作品が1300万円で落札されていますね。
その他にも小学生が書いたドット絵が数千円で売れたり、間違って出品した自分の写真が8万円で売れたといったニュースから多くの人が自分の作品をNFTとして出品しています。
一方でNFTが盛り上がっていることは知っているんだけど、どうやって出品すればいいのかよく分からない方もたくさんいます。
そこで今回は実際にNFTを出品した ことのある私が画像を使って丁寧に解説していきたいと思います。
この記事を参考にすることでスムーズにNFTを出品することができるので是非最後まで読んでみてくださいね。

目次

NFTとは?

NFTとは『Non-Fungible Token』の略称で日本語では『非代替性トークン』と呼ばれています。 非代替性とは替わりがない物、つまり唯一無二 ということです。
 例えば同じTシャツでも有名人がサインしたTシャツと私たち一般人の名前が書いてあるTシャツでは価値が違いますよね?
 このようにブロックチェーン上に存在している唯一無二のデジタルデータのことをNFT と呼びます。

NFTマーケット

ボブ
NFTについては何となく分かったけど、どこで出品できるんだ?

piko
OpenSeaというサイトで出品できるんだ。
NFTを出品できるサイトは数か所あるんだけど、OpenSeaが世界最大級のNFTマーケット になっています。
OpenSeaはニューヨークを拠点に2017年にNFTマーケットを始めて、月間流通総額が3650憶円という最大規模のNFTマーケットに急成長しました。
OpenSeaは取引量でも世界最大級なので出品したNFTが多くの人に見られる確率も高く一番売れやすいNFTマーケットというメリットがあります。

piko
さらにNFTの発行だけなら無料でできますよ。
出品方法も自分で値段を設定して販売する方法以外にもオークション方式や時間の経過と共に値段が下がる販売方法もあります。
しかもOpenSeaはNFTを購入した人が誰かに売った時の値段に対して最大10%が発行した人に支払われるので販売以降も誰かがNFTを購入する度に利益を得る ことができます。
ブロックチェーンについても様々なブロックチェーンへの対応を進めていてETH以外にもMaticやKlaytnやTezosといったブロックチェーンでNFTが対応しています。

NFTを出品するために用意するもの

ボブ
NFTを出品するには何が必要なんだ?

 

piko
ETHとメタマスクが必要になるよ。
ETH(イーサリアム)はNFTを出品するさいの手数料として必要 になってきます。
手数料はETHの価格によって変動します。
私の場合はETHが最高値近くまで価格が高騰していたので約2万円もしてしまいました(笑)
メタマスクはOpenSeaに接続するためのWEBウォレット になります。
メタマスクをまだ登録されていない方はこちらで詳しく解説しているのでこちらも読んでみてください。

NFTの出品方法

ここからは私が実際に出品した時の画像を使ってNFTの出品方法を解説していきたいと思います。
まずはOpenSeaに登録します。
OpenSeaではアカウントを登録するのにウォレットとの接続が必要 になります。
メタマスクを既に登録していれば自動でOpenSeaと接続されます。
もしもメタマスク以外でOpenSeaと対応しているウォレットがあって自動接続できない場合は画像右上のお財布アイコン を選んで接続したいウォレットを選ぶことでウォレットとの接続ができます。
ウォレットとの接続ができたら次は『ユーザー名』と『アドレス』を入力してアカウント登録をします。
アカウント登録は画面右上の色のついた丸を選ぶか丸の所にカーソルを持っていった時に表示される『My Profile』を選ぶとアカウント登録ページに移動します。
もしもこのような画面になったら画面右側の歯車マーク をクリックするとユーザー名やメールアドレスを入力するページに移動できます。
この画面でアカウント登録を行います。
上から『ユーザー名』『自己紹介』『メールアドレス』を入力する欄になります。
3つの入力欄を入力したら『Save』を押します。
Asveを押すと登録したメールアドレスに上のようなメールが届くので『VERIFY MY EMAIL』を押すとアカウント登録が完了します。
上のような画像が表示されたら登録完了です。

クリエイターページの作成

OpenSeaに登録できたら次は出品するNFTを作成する作業になります。
まずはトップ画面の『作成』をクリックします。
すると『My Collections(マイコレクションズ)』という画面になるので『Create acollection(クリエイターコレクション)』をクリックします。
ここであなたのNFTコレクションを作成します。
ここでの注意点はこの段階は言わばあなたのNFTショップページ みたいなものです。
ようはNFT出品者の管理ページみたいなものです。
ここでロゴマークを決めます。
下の『Featured image(注目の画像)』は必須では無いので選ばなくても大丈夫です。
Banner image(バナー画像)』はバナー画像があればここで決めるといいとも思います。
Name(名前)』はNFTを出品者の名前になります。
名前は匿名でも問題ありません。
『URL』はOpenSeaで自分のNFTコレクションのURLを決めることができます。

piko
ちなみに、私はpiko-1にしました。
Description(説明欄)』でNFTを出品する自分の紹介を入力します。
ここで、どのようなNFTを出品しているのかといったコンセプトやNFT出品までのストーリー 等を紹介するとNFT購入者に響くかなと思います。
次は『Category(カテゴリー)』を決めます。
NFTはいろんな物が出品されています。
アート画像から始まりトレーディングカードやゲームのアイテム等、中には自分のアイディアを書いたものまでNFTで出品されています。
カテゴリーを決めることで購入者がNFTをカテゴリー別で探すことができる ので、ここで出品するNFTのカテゴリーを決めておきましょう。
この中から出品するNFTのカテゴリーを選びます。
Links(リンク)』は自分のウェブサイトやSNSのリンクを入力することができます。
リンクを入力するメリットとして、あなたがどのような人物かを購入者に知らせることができるので、あなたと購入者の距離を近づける ことができます。
SNSを通じてあなたに共感してくれた方がNFTを購入してくれる可能性もあるのでできるだけリンクを入力した方が良いかと思います。
次の『Royalties(ロイヤリティ)』はあなたが出品したNFTが再販、つまり購入者が誰かに売った時の手数料を決めることができます。
Royaltiesを設定しておくことで、あなたが出品したNFTが売られるたびにあなたに手数料が入る ことになります。
手数料は最大で10%まで設定しすることができます。
Royaltiesを設定ると、再販された時の手数料をどのウォレットのアドレスに送金するのかを決めます。
アドレスはメタマスクのようなウェブウォレットでも良いですしコインチェックのような取引所でも問題ありません。
Blockchain(ブロックチェーン)』はどのブロックチェーンを使って出品するかを決めます。
現在はEthereum(イーサリアム)とPolygon(ポリゴン)のどちらかのブロックチェーンを選ぶことができます。
イーサリアムとポリゴン、どちらを選ぶかですがイーサリアムを選べば手数料を多く支払う代わりに多くの種類の仮想通貨での購入に対応 できます。
一方のポリゴンだとイーサリアムに比べて圧倒的に手数料を抑える ことができますが、購入者が支払う仮想通貨の種類は4種類に限られます。
Payment tokens(ペイメントトークン)』は購入者支払う仮想通貨です。
先程解説した通りブロックチェーンをイーサリアムかポリゴンにするかで支払いの幅に違いが出てきます。
Display theme(ディスプレイテーマ)』はNFTを出品したときの表示のされ方を3つのテーマから選びます。
真ん中のテーマが推奨されているので推奨されているテーマで大丈夫かと思います。
Explicit & sensitive content』とは、いわゆる18禁コンテンツ のことです。
Explicit & sensitive contentをオンにすることで18禁コンテンツにフィルターをかけ表示させないようにする設定です。
例えば職場や公共の場所や子供と一緒にOpenSeaでNFTを見ている時に18禁のNFTを表示さないようにすることでユーザーを保護する機能のようですね。
自分が出品するNFTが18禁では無ければオンにする必要はありません。
これら全てを設定出来たら一番下の『Create』を押します。
Createを押すとこのような画面になります。
私はロゴマークしか設定していないのでバナー画像は灰色になっていますね。
クリエイターコレクションを編集したい場合は画面右上のペンをクリックすると編集できます。

NFTの作成

これでやっとNFTを作成することができます。
画面右上の『Add item』からNFT作成ページに移動できます。
上の画像がNFT作成ページになります。
Create new item(クリエイトニューアイテム)』でNFTにしたいデジタルコンテンツを決めます。
NFTにできるものは2次元3次元画像だけでなく動画や音声も可能 です。
ファイルはJPG、PNG、GIF、SVG、MP4、WEBM、MP3、WAV、OGG、GLB、GLTFで、最大サイズ40 MBまで対応しています。
NFTにしたいコンテンツを決めたら『Name』でNFTの名前を決めます。
External Link』は外部リンクになります。
NFTコンテンツを紹介している自分のサイトやSNSがあれば入力しておくと良いと思います。
次の『Description』はNFTの説明文ですね。
例えば、猫のイラストのNFTだったら「可愛い猫の画像」などを入力します。
Collection』は出品するNFTが表示されるコレクションになります。

piko
先程作ったクリエイターページのことですね。
赤枠で囲ってあるProperties等は特に触らなくても大丈夫です。
ちなみに赤枠で囲っているところはNFTの詳細を入力するところです。
例えば、ゲームアイテムのNFTだとどのくらいのレベルだとかキャラクターだと男性か女性か、やレベルを入力したりします。
ゲームアイテムを出品しない方は無視して大丈夫です。
Supply』は出品する数のことです。
出品するNFTを1つだけでも良いですし、100個でも大丈夫です。
Blockchain』でイーサリアムかポリゴンのどちらのブロックチェーン上でNFTを作るかを決めます。
Freeze metadata』は無視してかまいません。
入力個所全てを入力できたら『Create』をクリックします。
このような画面が表示されたらNFT作成完了です。

NFTの出品方法

NFTを出品するにはトップ画面の『My Profile』から出品します。
My Profileのページに作成したNFTが表示されているので出品したいNFTを選びます。
出品したいNFTを選んだら画面右上の『売る』をクリックして詳細画面に移動します。
最初に販売方法を選びます。
販売方法は3種類 あります。
Set Price
価格を決めて販売する方法です。
Highest Bid
オークション形式です。
Bundle
他のNFTとセットで販売する方法です。

固定価格で出品する方法

固定価格で出品するには『Price』で価格と購入する仮想通貨を選びます。
購入する仮想通貨の量を決めると右側にドルでの販売価格が表示されるので販売価格がに問題がなければ『Post your listing』をクリックすれば出品完了です。
ちなみに、『Include ending price』をオンにすると時間の経過と共に価格が下がる販売方法になります。
Endeng price』が最低価格で『Expiratin date』が販売期限になります。
つまり時間の経過と共に価格が下がっていく ので購入しやすい一方で期限までに買い手がいないと自動で出品が取り下げになるので出品手数料が無駄になってしまいます。
Post your listingをクリックとメタマスクが署名を求めてくるので署名します。
その後も何度か署名を求められます。
何度か署名をし、手数料を支払うと出品完了です。
ちなみに、私は初めてNFTを出品したときは約2万ほど手数料がかかりましたが、今回は署名だけ で済みました。

オークションで出品する方法

オークションで出品するにはオークション開始価格と最低落札価格とオークション期限を決めます。
Minimum Bid
開始価格
Reserve price
最低落札価格
Expiration date
オークション終了期限
オークションで出品ときの注意点は最低落札価格は1ETH 以下にはできない点です。
なので終了期限までに入札額が1ETHまでに届かない時は自動で出品取り消しになります。
オークションで出品するには高額で売れるといった反面、最低落札価格まで入札額が届かない場合は出品手数料が無駄になってしまうデメリットも存在しています。

NFTの出品方法:まとめ

NFTを出品できることによってより多くのクリエイターがアクティブに活躍できる場 となっています。
しかも一度売れたNFTが他の誰かにい売られる度にクリエイターに還元される仕組みも素晴らしいですね!
ただし、NFTを出品するにはETHを購入してメタマスクに登録してとまだまだ敷居が高いと思いますが、これからの成長がとても楽しみです。
ちなみに、NFTの販売は著作権ではなく所有権 なので著作権はNFT作成者にあります。
この著作権と所有権についてはまだまだ一般の方々が理解できるようになるまでは時間がかかりそうです。
NFTのようにものすごいスピードでテクノロジーが進化しているので理解するのは大変ですが初めては触ってみて「なんだか面白いじゃん!」で良いと思います。
あなたもNFTにして出品できるものがあれば是非出品してみてはいかがでしょうか?
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