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仮想通貨DeFiの仕組みを初心者でも分かりやすく解説!

piko
こんにちは、pikoです!

ボブ
・DeFiってなに?
・DeFiのメリットは?
・DeFiのデメリットは?
・DeFiの銘柄って何があるの?
今回は上記のような悩みを解決できるような内容になっています。
仮想通貨界隈で最近もりあがっているのがDeFiです。
Twitterでも仮想通貨に投資をしている人達がやたらと「DeFiがバブル!」だとか「DeFi銘柄が上がっている!」とかをよく見ます。
ですが、仮想通貨を始めたばかりの人には「DeFi???」と言う感じですよね(笑)
特に仮想通貨は知らない新しい専門用語がたくさん出てくるので、理解するのに苦労します、、、
そこで今回はDeFiについて初心者でも分かりやすく解説していこうと思います。
この記事を最後まで読めばあなたもこれからDeFi関連のニュースが分かってくるようになるので是非最後まで読んでみてくださいね!

目次

Defiとは?

Defiとはブロックチェーンを活用して銀行などの仲介業者が無くてもユーザー同士でやり取りができる金融プラットフォームの総称 です。
簡単に言っちゃえばユーザー同士で仮想通貨を貸したり借りたりできる新しい金融システムになります。
例えば既存の金融システムだと銀行はユーザーから預かったお金を別のお金を借りたい人にお金を貸します。
お金を借りた人は毎月の返済プラス利子を銀行に渡します。
そして銀行はその利子の何割かをお金を預けてくれたユーザーに毎月渡します。
この既存のシステムは間に入っている銀行の中が見えないといった問題があります。
さらに私たち日本人は銀行口座を持つのが当たり前だと思っていますよね?
ですが海外では戸籍を持っていない等の問題で銀行口座を持てない人達がたくさんいます。
そのような人達は金融機関を使うことができません。
ですがDefiではあらゆる取引から銀行等の仲介業が入っていない ので銀行口座を持っていない人でも金融取引をすることが可能です。
DeFiでは予め決められたプログラムを入れたブロックチェーンを活用することで、自動的かつ公正 に金銭のやり取りができます。
予め決めておいたプログラムを入れたブロックチェーンを活用したプラットフォーム上では、そのプラットフォームで使用できるトークン(仮想通貨)があります。
各プラットフォームでのトークンもビットコインのように取引できるので価値が変動します。
仮想通貨界隈では新しいDeFiプラットフォーム(トークン)が上場していてDeFiの将来に興味のある人達が新しいDeFiのプラットフォーム(トークン)に投資をしているのでDeFiのトークンは上場後直ぐに暴騰している傾向があります。
この傾向から「今DeFiはバブルだ!」と多くの人がTwitter等でつぶやいています。

piko
TwitterではDeFiがバブル状態であることをつぶやいている人達が多いですよね。

DeFi関連用語

DeFiには様々な関連用語があります。
この関連用語を知ることでよりDeFiのことが理解できるのでここからはDeFiの関連用語について解説していきますね。

イーサリアム

DeFiで利用されているブロックチェーンは全てイーサリアムのブロックチェーン で行われています。
イーサリアムのブロックチェーンの特徴はブロックの中ににプログラムを実装できる点です。
例えばビットコインだと取引記録だけしかブロックチェーンの中に書き込むことは出来ません。
ですが、イーサリアムだと取引記録だけでなくプログラミングとプログラミング実行記録も書き込むことができます。
イーサリアム創始者のヴィタリックは「ビットコインが電卓のような計算機だとするとイーサリアムはiPhoneだ!」と表現しているようにイーサリアムのブロックチェーン上ではいろんな用途のアプリ(プログラム)を実装 することで様々なDeFiが誕生しています。

スマートコントラクト

イーサリアムのブロックチェーン上に実装させるプログラムのことをスマートコントラクトと呼びます。
スマートコントラクトの例としてよく説明されるのが自動販売機 です。
自動販売機は
1:お金を入れる
2:ジュースを選びボタンを押す
3:選んだジュースが出てくる
4:おつりが出てくる
この他にもスマートコントラクトは契約にも使えます。
例えば、既存の契約の場合、当事者同士が決めた契約が将来キチンと行われるように法律と執行機関の下で合意を行います。
一方でスマートコントラクトの場合は、ブロックチェーン上に決められたルール(プログラム)を実装することで、第三者の介入無し に合意内容を執行することができます。

分散型取引所(DEX)

中央管理者のいない取引所の事を分散型取引所と呼びます。
一方でコインチェックやビットフライヤーの仮想通貨取引所は中央集権型取引所と呼びます。
中央集権型取り引き所はハッキングのよりる仮想通貨が盗難に遭ったり取引所が利益優先の運営をしたり場合によっては運営会社が破綻するといったリスクが発生します。
一方で分散型取引所はブロックチェーン上によるスマートコントラクトによって自動で取引ができるので公正な取引ができセキュリティーも強いです。
さらに中央管理者が不在なのでその分売買手数料も低く抑えられ本人確認も不要 で取引を始めることができます。

piko
コインチェック等の運営会社がいない仮想通貨取引所だとイメージしやすいかと思います。

レンディング(貸付)プラットフォーム

スマートコントラクトを活用することで間に銀行等の仲介業者をはさむことなく貸借ができる プラットフォームの事です。
例えば、レンディングプラットフォームに仮想通貨を預けることで金利として仮想通貨を得ることができます。
金利は貸したい人と借りたい人の需要と供給で自動的に決まります。

イールドファーミング

分散型取引所(DEX)やレンディングプラットフォーム等のDeFiに資産を貸し出した金利で資産運用する方法のことをイールドファーミングと呼びます。

流動性マイニング

レンディングプラットフォームが新しくできた場合、最初は貸し付ける仮想通貨の量が少ないと稼働できません。
そこでレンディングプラットフォームに資産を預けてくれた人に対してプラットフォームのトークンを提供 することで、ユーザーを惹きつけます。
この流動性マイニングを活用して資産運用できることからイールドファーミングの運用方法の中の1つとして流動性マイニングが使われることが多いです。
レンディングプラットフォームの人気が高まると提供されたトークンの価格も暴騰するのでイールドファーミングの中でも最も人気の高い運用方法になっています。

コンポーザビリティ(構成可能性)

DeFiのプラグラムは公開されているので誰でも観覧することができます。
公開されているプラグラムを新しいプログラムの構成要素として利用することができるます。
要は「新しいプログラムを一から始めるよりも公開されているプログラムに新しいプログラムを繋げれるから効率が良いよね。」ということです。
新しいプログラムを既存のプログラムに連結させて新しい金融プロジェクトを開始できることが玩具のレゴみたいなので、この事を『マネー・レゴ』とも呼びます。

予測市場

DeFiには将来の予測に対してアンケートを取ったり賭け事ができるプラットフォーム もあります。
例えば、米大統領選挙の候補者のどちらが当選するかを賭けることも可能です。
このプラットフォームを利用するユーザーは基本的にギャンブルとしてお金を稼ぐことが目的ですが、当然仲介人がいないので不正が起こりません。
不正が起こらないことからアンケートを調査の役割にもになっています。

DeFiのメリット

今DeFiはバブルと言われており各プラットフォームに多くの人が資産を預けているので各プラットフォームのトークンが暴騰しているため多くのDeFiに投資している投資家が多くの利益をあげています。
またDeFiなら本人確認等の面倒な手続きが不要なので既存の銀行口座を持っていない人でも投資をすることができます。
取引においてもブロックチェーン上のプログラムで自動に作動し続けることができるので仲介業者が不在で公正かつ安心に取引ができます。

DeFiのデメリット

DeFiには次々と新しいプラットフォームが上場していて多くの人が資産を預けています。
しかし中には良いプラットフォームもあれば悪いプラットフォームもあります。
しかも仮想通貨投資の初心者が良いプラットフォームと悪いプラットフォームを見分けるのは難しいです。
例えば、Yam Financeが発行したYAMトークンは発行後1日で510憶円もの資金が集まり大暴騰したが翌日には大暴落し価格がゼロになり失敗に終わってしまった。
その他にもHotdogやPizza も同じように失敗に終わっており、これらに投資した投資家が多額の損失を被っています。
さらに、DeFiはブロックチェーン上にプログラムを実装するのですが、一度決められたプログラムは変更できないので一度バグが発生してしまうとバグを修正することができないため永久的にバグが発生し続けてしまうといった課題も残っています。

DeFi銘柄

DeFiの仕組みが分かったとして実際にどのような銘柄があるのか紹介します。
ここで紹介する銘柄はDeFiの新しいプラットフォームで発行されるトークン(仮想通貨)ということになります。

ETH

DeFiの全てのプラットフォームはETHのブロックチェーンを使っています。
なのでDeFiが成長すればETHの価格も暴騰 します。
DeFiのデメリットに対するリスクを避けたい人はETHの投資することでDeFi銘柄が暴騰することでETHも影響を受けることができるのでこれからのDeFiに期待しているけど、リスクを避けたい投資家はETHへ投資するのが賢明だと思います。

DAI

DAIはMakerDAO(メーカーダオ)が発行しているトークンでETHやBATなどの仮想通貨を担保にして米ドルと同じ価格になるようにプログラミングされています。
米ドルと同じ価格になるようプログラミングされていることから値動きが激しい仮想通貨の中でも安定した価格 になっている仮想通貨の中の1つになっています。
ちなみに、価格が安定している仮想通貨の事を『ステーブルコイン』と呼びます。

COMP

COMPとはCompound(コンパウンド)が発行する仮想通貨です。
Compoundはユーザー同士で仮想通貨を貸したり借りたりすることができるDeFiプラットフォームです。
通常このような貸借は銀行が行うのですが、Compoundはブロックチェーン上でこれらのやり取りを行うことができます。

piko
今DeFiの中でも最も期待されている銘柄だと思います。

AAVE

AAVEはAaveが発行している仮想通貨です。
基本的にはCOMPと同じ でユーザー同士で仮想通貨を貸したり借りたいりできるプラットフォームです。
COMPよりはも早い段階で発行されていますが、知名度はCOMPの方が上回っているのでマイナーなDeFi銘柄になります。

KNC

KNCはKyber Network(カイバーネットワーク)が発行している仮想通貨になります。
Kyber Networkは仮想通貨の送金や決済システムを提供 しているプラットフォームになっています。
例えば、スターバックスで既存のキャッシュレスで決済を行うと間にVISAや銀行等の金融機関が入るので手数料が取られてしまいます。
ですがKyber Networkを利用することで直接スターバックスへ送金することができるので間の手数料を払う必要がありません。

SRM

SRMはSerumが発行している仮想通貨になります。
SerumはBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)等の仮想通貨取引所のプラットフォームになります。
Serumの特徴はブロックチェーンがETHではなく、Solanaのブロックチェーン が使われている事です。
SolanaのブロックチェーンはETHよりも処理が早く手数料も安いといったメリットがあります。
どのくらい処理能力があるかと言えばETHが1秒に15回取引に対してSolanaは1秒に5万回取引ができます。
この特徴を活かしてよりスピーディーにより低コストで取引を行うことができます。
ちなみに、Serumのプラットフォームを利用するにはSolanaブロックチェーンの仮想通貨SOLが必要になります。

仮想通貨DeFiの仕組み:まとめ

DeFiは主にアメリカで爆発的人気がありバブル状態だと言っていいでしょう。
DeFiは仮想通貨の取引だけでなく決済や将来に対しての予測(アンケート)以外にも今後様々な分野で活用が期待できる新しいブロックチェーンの活用法です。
ただしプロジェクトが失敗に終わっているものもあるので投資をするにはリスクが高い のが現状です。
なのでDeFi銘柄に投資するよりもDeFiのブロックチェーンとして活用されているETH(イーサリアム)に投資するのが賢明 だと思います。
DeFiはまだ始まったばかりで株式市場に比べてもかなり小さな市場なのですが、多くの著名投資家が少しずつビットコイン等の仮想通貨へ資産の数%を投資していることから株式市場の資金が少しでもDeFiに流れると一気に暴騰する可能性があります。
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