
・どんな特徴があるの?
・どうやって稼ぐの?
・将来性ってどうなの?
目次
仮想通貨SAND(サンド)とは?
SANDの基本情報
名称 | SAND(サンド) |
ティッカーシンボル | SAND |
発行上限 | 3,000,000,000 |
発行方法 | PoS |
公式サイト | https://www.sandbox.game/en/ |
ローンチ | 2020年8月6日 |
購入場所 | Binance |
The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?
大手有名企業が出資
The Sandboxは50を超えるパートナーシップを結んでおり様々な企業から出資を受けています。
The Sandboxのパートナー企業にはソフトバンクグループやスクエアエニックスの他にもLGやサムスン等の大企業が出資しています。
大企業が出資していることもあって、これまで多額の資金調達を達成しており2022年1月18日も新たに410憶円もの資金調達をしています。
その他にも有名アーティストのスヌープ・ドッグや仮想通貨取引所のバイナンスとのパートナーシップも結んでいます。
日本の取引所のコインチェックも2020年からパートナーシップを結んでおり、コインチェックではThe Sandboxの土地(LAND)を取り扱っています。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?
The Sandboxはメタバース系ブロックチェーンゲームになります。
ゲーム自体は2012年からiOS上では存在していて、そのブロックチェーン版が話題のThe Sandboxということです。
内容としてはゲーム内の土地(LAND)を所有することで自分で作成したキャラクターを操作したり、Sandbox内でのオリジナルゲームを作って遊ぶことができます。
メタバース(仮想空間)を楽しむことができる
SANDは仮想通貨界隈ではメタバース銘柄のコインに分類されるようにメタバース(仮想空間)内を自由に探索することができます。
自由に探索できる点で言えば『マインクラフト』とほぼ同じです。
The Sandboxでは自分の土地以外でも他のユーザーが建造した土地に行くこともできます。
例えば上の画像はThe Sandboxのマップになります。
マップ上に赤枠で囲っている『OASIS TOKYO』はコインチェックが保有している土地(LAND)になります。
この土地では2035年の近未来都市をイメージした建造物が建つ予定で2022年春に一般公開される予定のようです。
このように企業や個人がSandbox内の土地で建てることができ、面白い建造物を訪れることができるのもThe Sandboxの楽しみ方になります。
アバターやアイテム作成
The Sandboxではメタバースで操作するアバターや様々なアイテムを作成することができます。
作成するアバターは上の画像のように様々なパターンのパーツを組み合わせることで簡単に作成することができます。
デフォルトのアバター以外でも無料で提供してくれる『VoxEdit』という作成専用ツールでオリジナルのアバターを作成することができます。
オリジナルアバター以外でもアイテムも『VoxEdit』で作成することができます。
さらに作成したアイテムをVoxEditの『アニメーター機能』で動きを付けることも可能です。
独自ゲームを作成&プレイ可能
The Sandboxでは自分の土地の中にオリジナルゲームを作ることも可能です。
ゲームを作るのにプログラミングスキルは必要なく『マリオメーカー』のように簡単に作ることができます。
ゲームを作るのにボクセルモデルが必要になります。
ボクセルモデルはVoxEditを使って自分で作ることもできますし、マーケタープレイスで購入したボクセルモデルを使用することもできます。
作成したゲームは自分で遊ぶこともできますし、他のユーザーが遊ぶこともできます。
もちろん、他のユーザーが作成したゲームを遊ぶことも可能ですよ。
The Sandboxで稼ぐ方法
The Sandboxは『Play-to-Earn』が可能なブロックチェーンゲームになります。
The Sandboxでは仮想通貨の『SAND』を稼ぐことができます。
The Sandboxでの稼ぎ方は次の4通りになります。
不動産収入
キャラクターやアイテムを出品
有料ゲームを提供
預けて稼ぐ
不動産収入
The Sandboxで本格的に遊ぶには『LAND』と呼ばれる土地を購入する必要があります。
例えば、The Sandboxではオリジナルのゲームを作成することができるのですが、作成したゲームを公開するには土地が必要になります。
しかし、LANDを購入するには最低でも2022年3月時点で86万円はかかってしまいます。
なのでゲームを公開したくてもLANDを購入する資金が厳しい方も必ずいます。
そのような方に向けてLANDを貸し出すことで不動産収入と同じように稼ぐことが可能になります。
つまりThe Sandboxでの世界では現実世界と同じように不動産収入を得ることが可能なのです。
その他にも購入したLANDの近くに大手企業がLANDを購入した場合、その周辺は人が集まるようになるので周辺のLANDの価格が上昇することもあります。
現在、大手企業が次々とThe Sndo boxの土地を購入しているところを見るとこれから間違いなくLANDの価格は上昇することが容易に想像できますね。
LANDを購入するには高額な買い物になるのは間違いないですが、うまくいけば大きな投資リターンを得ることも可能だと思います。
ちなみに、The Sandboxでは一定の地域をまとめて購入することもできます。
一定の地域の事を『ESTATE(エステート)』と呼びます。
最小サイズのESTATEはLAND9個分になります。
ちなみに、1LANDのサイズが96×96×128メートル(縦×横×高さ)なので最小でも288×288×128(縦×横×高さ)になります。
キャラクターやアイテムを出品
先程The Sandboxではアバターやアイテムを作成することができると述べましたね。
実はこのアバターやアイテム、NFTとしてThe Sandbox内のマーケタープレイスに出品することができるんです。
価格も自分で決めることができるので自分の手作りをフリーマーケットで出品する感覚で稼ぐことができます。
The Sandboxのマーケットプレイスでは有名アーティストの『スヌープ・ドック』が既に出品していますね。
その他にも日本だとエイベックスが『ピコ太郎のリュックサック』等を出品しています。
有料ゲームを提供
The Sandboxではアイテムと同様に自作したゲームも有料にして提供することで稼ぐことができます。
マリオメーカーの稼げるバージョンをイメージすると分かりやすいかもしれませんね。
ちなみに、提供できるのはゲームだけでなくLAND内でのイベントも有料で提供することができますよ。
イベントを有料で提供する場合、マーケタープレイスでイベントパスを販売して稼ぐことができます。
例えば、スヌープ・ドックの場合だと、日本円で約17万円でイベントパスを販売しているようですね。
預けて稼ぐ
The Sandboxではゲームの基軸通貨である『SAND』を預けて稼ぐ稼ぐことができます。
SANDを預けて稼ぐには仮想通貨SANDを購入する必要があります。
なので、最低価格の3.2ETHものLANDを購入する資金が無くても良いのは参入ハードルが低くなりましたね。
この預けて稼ぐことを『ステーキング』と呼びます。
ステーキングについては下記の記事で詳しく解説しているので是非読んでみてくださいね。
The SandboxでステーキングをするにはSAND以外にETHもしくはMATIC(ポリゴン)が必要になります。
ETHは分かるけどMATICって何?って方は下記の記事で詳しく解説しているのでこちらも合わせて読んでみてくださいね。
The Sandbox(サンドボックス)の注意点
有名企業の出資やアーティストとのコラボ等から始まり不動産収入やアイテムを出品できることと良いこと尽くめのThe Sandboxです。
ですが誰でもThe Sandboxを楽しめるわけではありません。
ここではThe Sandboxを始める前に知っておきたい注意点を紹介しておきます。
稼ぐにはハードルが高い
不動産収入の所でも書いていますが、The Sandboxで稼ぐにはLANDと呼ばれる土地を購入する必要があります。
このLANDが2022年3月時点で86万円と、とても高額です。
なので一定の資金に余裕のある方じゃないと現実的に稼ぐにはかなりハードルが高いと思います。
LANDを購入する資金が無くてもどうしてもThe Sandboxで稼ぎたい方はLANDを借りることもできます。
The Sandboxよりも初期投資資金が少なくても稼げるブロックチェーンゲームもあるので、無理にThe Sandboxで稼がなくても良いかなと思います。
例えば、アクシーインフィニティーだとThe Sandboxよりもはるかに安い初期投資で始めることができますよ。
実は18禁
あまり意識している方は少ないと思いますが、The Sandboxには年齢制限がありまして、18歳以下の方はプレイできないみたいです。
逆にThe Sandboxについて知っている18歳以下の方ってイーサリアムを開発したヴィタリック・ブテリンくらいの知識の持ち主なんじゃないかと思っちゃいますw
The Sandboxが18禁なのは投信の側面も強いからだと思いますが、ほとんどの方には関係ないですかね?
スマホ非対応
The Sandboxは今のところスマホ非対応なのでパソコンを持っていない方はプレイできません。
スマホ非対応の一番の要因はスマホのスペック不足だと思います。
アクシーインフィニティーのようなハイスペックを要しないブロックチェーンゲームだと良いのですが、、、
なのでThe Sandboxはプレイする人を選ぶようなゲームだと思います。
そもそも数十万円もするLANDを購入する資金がある方がパソコン持っていないわけ無いですよねw
The Sandboxの始め方
The Sandboxは簡単に始めることができますよ。
まずは公式サイトにアクセスします。
公式サイトにアクセスできたら画面右上の『サインイン』をクリックして新規登録します。
アカウントの作成には『メールアドレス』『SNS』『メタマスク』から選ぶことができます。
今回はメタマスクからアカウントを作成したいと思います。
メタマスクの使い方は下記の記事で詳しく解説しているのでみてくださいね。
メタマスクにログインしたら接続するアドレスを選び接続します。
接続できたらメールアドレスとニックネームを決めます。
メールアドレスとニックネームの設定が決まり『続行』をクリックするともう一度メタマスクが起動するのでまた『署名』をクリックします。
最後に『パスワード』を設定すればアカウントの作成は完了になります。
無事にアカウントが作成出来たらThe Sandboxの画面右上に接続したウォレットが反映するようになります。
最後にThe Sandboxのアバターを作成します。
仮想通貨SANDの将来性
The Sandboxは2021年に新規ユーザー数が約460%も伸びるほどの急成長しました。
その背景にはNFTバブルがあったようです。
The Sandboxでも沢山のNFTコレクターが誕生しており新しいNFTコミュニティがThe Sandboxに参入しているようです。
NFTコミュニティがThe Sandboxに参入する理由はゲームをプレイする以外にも他のNFTコミュニティとの交流する場所といった要素があるようです。
The Sandbox内でのNFT取引も活発のようで2021年前半だけで25億ドルものNFTが取引されているようです。
ただし、このNFT取引にはゲームアセットはまだそれほど取引されていないので今後もThe Sandbox内でのNFT取引は活発化されそうです。
実際に『Core Keepr』というダンジョン系のゲーム等の新しいゲームが次々とリリースされていますね。
しかも意外だったのがThe Sandboxに新規参入者のほとんどがウォレットを保有していない点です。
ウォレットを保有していないユーザーがThe Sandboxを通じてNFTに魅力を感じることでさらにNFTの取引が活発されることが予想できますね。
さらに2022年中にモバイル版をリリースする予定になっています。
The Sandboxをスマホでプレイできるようになれば、アクシーインフィニティーがフィリピンで人気になったように、銀行口座を持っていないような国の人がお金を稼ぐ為にThe Sandboxに参入するかもしれません。
ちなみに、The Sandboxの共同創業者の『Sebastien Borget(COO)』は「The Sandboxのロードマップは今後10年位で完成する。」と発言していたので今後も新しい機能が次々とリリースされていきそうな予感がしますね。
このようにThe Sandboxはこれからも伸びそうなブロックチェーンゲームの1つであることは間違いないでしょう。
ただし、今後のThe Sandboxの成長が仮想通貨『SAND』の上昇に影響を与えることは間違いないのですが、仮想通貨の値動きはThe Sandboxの影響だけでなくBTCやETHの値動きにも影響されます。
ちなみに、仮想通貨SANDは『バイナンス』もしくは『バイビット』で購入できますよ。
バイナンスやバイビットについては下記の記事で詳しく解説しているのでこちらも合わせて読んでみてくださいね。